9割が夏場に気にするニオイ…でも対策しない女性も
女性がニオイ対策に最も気をつかうのが、梅雨から夏の時期。自分自身の体のニオイで特に気になる部位は、足、脇、頭皮だが、同様に気にしている人が多いのが生理時のニオイだ。
ユニ・チャーム「女性用品の香り」に関する意識調査によると、91%の女性が「生理時のニオイが気になったことがある」と回答していることがわかった。特に気になる季節は気温と湿度が高くなる夏で、何かしらの対処をしている人は62%だった。
ニオイ気になるのに何もしない?
生理時のニオイを気にしている人の割合から考えるとニオイ対策をしている人は少ないように感じるが、不満は感じつつも、足、脇、頭皮などと比べて生理時のニオイ対策に対する意識が単純に低いことが理由なのかもしれない。もしくは対策法を知らないだけかもしれない。実際ネット上には、生理時のニオイ対策として「香りつきナプキンがあるなんて知らなかった」という声も多く、対策方法の存在を知らずに諦めている女性がいる可能性もある。
生理時のニオイ対策ニーズは高い
ちなみに香りつきナプキン使用経験者のレビューには、香りつきによる消臭効果よりも「トイレの中でポーチを開けた時にナプキンの香りがして癒される」「生理時のニオイのストレスが軽減される」「憂鬱な生理の時にハッピーな気持ちになれる」と言った気持ち面でポジティブになれる点を評価している内容が目立ち、生理時のニオイ対策が周囲に向けたものだけではなく、自分自身のリラックス効果のためでもあることが見えてくる。
生理時のニオイ対策商品は、足、脇、頭皮の対策商品と比べるとまだまだ少ないのが現状だ。しかし生理時のニオイを気にする女性は9割。情報・商品・サービスへのニーズは高そうだ。ただし、香りつきの商品ならスメルハラスメントにならない程度に。
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