子どもに健康教育を 学校医が重要と思う健康教育の内容
子どものときから健康に関する正しい知識を身に着けておくことは、人生100年時代を生き抜く力を養うだけでなく、ヘルスリテラシ―の向上による健康力アップで、増大する医療費問題を解決することにもつながる。義務教育の期間に健康教育を行う意義は大きい。
学校ではどのような健康教育が必要なのか。日医総研が10月に公開したレポートによると、学校医が重要だと思う健康教育の内容は以下だった。
- 1位:スマホやゲームの依存(60.7%)
- 2位:食育(60.4%)
- 3位:睡眠と健康に関する教育(睡育)(49.1%)
- 4位:心の健康(40.1%)
- 5位:依存症(薬物、あるコース)(31.7%)
- 6位:たばこ(29.2%)
- 7位:疾患や障がいを持った仲間との暮らし方(25.0%)
- 8位:性教育(24.5%)
- 9位:疾病教育(がんを除く)(18.2%)
- 10位:疾病教育(がん)(6.1%)
他、「(健康教育は)保護者に対しても必要(26.1%)」「(健康教育は)教職員に対しても必要(19.4%)」との回答も。周囲の大人のヘルスリテラシ―向上も、学校における健康教育では必要だ。レポートでは他、「実施した健康教育の内容」「健康教育の実施状況」「学校保健委員会への出席の状況」などについて掲載。⇒【詳細】義務教育における健康教育の充実に向けた調査研究(日医総研)
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