「出産なび」を新設、全国2,000施設の分娩費用や産後ケアサービスを一覧化 厚労省
厚労省は先月末、分娩を取り扱う全国の施設(病院・診療所・助産所)の費用やサービスを一覧で確認できるWebサイト「出産なび」を新設した。出産をめぐっては地域や施設によって費用にバラツキがあったり、初産か2人目以降の妊娠か、里帰り出産を行うか、立ち合い出産を望むかなど個々でニーズが異なるため、妊婦にとって施設選びは簡単ではなかった。
新設したサイトでは、希望するエリアや付帯サービスなどの条件を指定して検索ができ、所在地や外来受付時間、医師数や年間分娩件数といった基礎情報に加え、分娩費用や個室料金などの出産費用のほか、立ち会い出産や無痛分娩、産後ケアなどのサービスを施設ごとに一覧で確認できるようにした。全国の分娩を取り扱うほぼ全ての施設の情報を掲載している(5月30日時点で2,043施設)。
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