トレンドは “テクスチャー重視”
ソフトブレーン・フィールド(東京・港)が行った「ボディーソープに関する調査報告」調査によると、ボディソープ購入の際に重視するポイントは「肌へのやさしさ(38.3%)」「泡立ち・泡質(37.9%)」「洗い上がり(しっとり・さっぱり)(35.3%)」だった(調査対象:男女40代~50代中心の4026人)。ボディーソープのトレンドは「テクスチャー重視」のようだ。
特に「泡タイプ」でやさしく体を洗浄するボディーソープが最近は人気を集めている。肌を傷つけないよう、皮脂のとりすぎで肌を乾燥させないよう、手洗い派女性が増えているためだ。生活者が作る欲しいものランキングサイト「G-anking」に投稿された「おすすめのボディーソープ教えて!」では、以下商品がランクイン。
- 1位: コラージュフルフル 泡石鹸(持田ヘルスケア)
- 2位:ミュオ 泡のボディソープ(ミュオ)
- 3位:カウブランド 無添加 泡のボディソープ(牛乳石鹸共進社)
- 4位:ナイーブ 泡で出てくるボディソープ(クラシエホームプロダクツ)
- 5位: 無添加泡の石けんボディソープ(マックス)
購買の際に消費者が比較検討をじっくり行う高関与商材「化粧品」と異なり、消費者が深く吟味しない低関与商材「ボディソープ」は、価格による乗り換えが起きやすい。実際、前述の「ボディーソープに関する調査報告」で「ボディソープ購入の際に重視するポイント」第1位は「価格」となっている。トレンドを押さえ、さらには他社との差別化を明確にした商品開発・販促が求められる。
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