需要が減少傾向のバレンタインと比べてイースターが人気上昇の理由

ハロウィーンに続くイベントとして定着してきているのが、キリストの復活を祝う、欧米発祥の祭典「イースター」。2016年にキユーピー(東京・渋谷区)が行った調査では、イースター認知率は 89.2% となっており、料理投稿サイトのクックパッドでは多くのイースターレシピが投稿されている。

クリスマスやハロウィーンとは異なり、毎年イースターの日は変化する。今年は4月16日だった。今年も百貨店のスイーツ売り場やスーパーをはじめ、各社はイースターに関連したイベントや関連商品を強化。イオンは全国の店舗でイースターのプロモーションを展開、きゃりーぱみゅぱみゅさんの「Let’s start EASTER party!」をテレビCMや店頭で公開中。

2010年に東京ディズニーランドがイースターに関連したイベントを開始したのをきっかけに、国内でもイースターの認知度が高まるようになってきており、東京ディズニーランドでは、4月4日~6月14日までイースターのイベントを開催する。恋愛軸のイベントであるバレンタインデーやホワイトデー、クリスマスは需要が減少傾向にあるのに対し、家族や友達と楽しめるハロウィンやイースターは恋人や恋愛を必要としない点が女性たちの人気を集めている理由の一つと言われている。

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