今ドキの美乳の定義、「ハンサム」&「ヘルシー」

これまで「美乳」といえば、豊かなバストや形がきれいなバストが良しとされる風潮があったが、程よく鍛えられた筋肉でボディメイクされたスタイルや個性を重視する流れが起きていることで、その定義は「ヘルシーであること」「ハンサムであること」に変化してきているようだ。

美乳特集テーマは「ハンサムな胸」

女性向け人気ライフスタイル情報誌のアンアン(マガジンハウス)は今月12日、年に一度の恒例企画となっている美乳特集号を発売した(2118号)。今回の美乳特集テーマは「ハンサムな胸(バスト)」、女優の内田理央さんを表紙に起用。今、多くのメディアが取り上げ話題になっており、すでにアマゾン書籍のスキンケアカテゴリーでベストセラー1位にランクイン(2018.9.12時点)している。

適度な引き締まり感と女性らしい柔らかさやカーヴィラインを感じさせる体に”手ブラ” で表紙を飾る内田さんの姿は、まさに、今の女性たちが求める「ヘルシー感のある体」だ。内田さん自身も「いつも意識しているのは、あざとくなくて、作りすぎていないヘルシーなバストです」とコメントしている。

男性評価軸より、自分評価軸にシフトする女性たち

最近の女性たちが支持するのは、 自然体で健康的、かつ自分を受容した生き方、考え方、ファッション、メイクを楽しむ女性だ。男性からの評価を自分の評価軸にし、男性にウケるファッションやメイク、生き方をする女性よりも、自分を貫く女性や自立した女性の方がカッコイイし理想的。そんな意識変化からか、ここ数年は女性の生き方やファッションやメイクを「ハンサム」と表現する風潮が強まっている。アンアンが表現する「ハンサムバスト」もメッセージ性が強く、女性たちがバストサイズ関係なく自分のバストに自信を持って欲しいという想いが本号から伝わってくる。

本号では、スリムバストのハリウッド女性たちが男性に媚びることなくバストを盛らずにドレスアップする姿を讃え、また、SNSでおしゃれなバストの写真を披露して女子会のように盛り上がる女性たちの新しい価値観を取り上げている。食事・運動・生活習慣の改善やコスメを使ってハンサムバストを作る方法の他、なかなか人には聞けないバストの悩みや乳がんの基礎知識も掲載しており、バストについてさまざまな角度から考えさせられる1冊だ。詳細:anan2018年 9月19日号 No.2118 [ハンサム胸のつくり方]

 

 

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