ヘルシー&女性支援&SDGs 今ドキな百貨店のバレンタイン商戦
女性の間ですっかり定着した「バレンタインデーの自分用チョコ」。需要の変化にあわせ、各社はバレンタイン商戦を年々“女性ウケ”に切り替えている。
伊勢丹新宿本店(東京・新宿)が期間限定で開催する「スイーツコレクション2020」は4つのテーマを掲げる。そのうち2つは「健康志向のチョコレート」と「人と資源を大切にしたスイーツを味わう」がテーマ。後者のテーマでは、ビーガンチョコレートや、バターを作る際に捨てられてしまう無脂肪乳を使ったスイーツを取り扱う。
松屋銀座(東京・中央)は低糖質チョコレートドリンク、香料・人工着色料・保存料不使用のナチュラル製法のチョコレート、グルテンフリー・ビーガン対応チョコレートなどのヘルシーチョコを揃える。また、売上の一部を途上国の女子に寄付するプロジェクト「#サポチョコ」にも取り組む。
西武池袋本店(東京・豊島)も、売上の一部がザンビアの女性支援に活用されるチョコレートを販売する。
近年のバレンタイン商戦は「ヘルシー」が主要テーマになっていたが、「ヘルシー」が定番テーマとなった今はさらに一歩踏み込み、SDGsや、女性支援を意識したテーマが目立つ。
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