ミレニアル世代女子のマーケティング・特徴・消費行動(1/3)

デジタルネイティブで個人主義。コスパ重視でコト消費を好む。そんなキーワードで表現されるミレニアル世代は、従来の世代とは異なった価値観を有する。他の世代と比べて消費に消極的で結婚も仕事も自分らしさを第一に考える彼女たちは、各所で○○離れを牽引。パラキャリ、非婚化、晩婚化と新しい時代の波を次々と作りだした。今後社会の中枢を担っていくミレニアル世代について、その特徴を紹介。ミレニアル世代のマーケティングヒントを探っていこう。

ミレニアル世代とは?

ミレニアル世代の定義

「ミレニアル世代」はアメリカで生まれた言葉。1,000年を単位とした時代区分を意味する「millennium」からきている。正確には1981年〜1996年に生まれた人(現在の23歳〜38歳)を指し、2000年代に成人や社会人に突入した世代。日本の世代論では「ポスト団塊ジュニア世代」と「さとり世代」があてはまる。なお、ミレニアル世代の定義については1989〜1995年生まれ(現在の24歳〜30歳)という見方もあるが、アメリカのシンクタンクであるピュー研究所は2014年の発表でミレニアル世代を1981年〜1996年に生まれた人と定義している。

日本のミレニアル世代の人口

約1億2,670万人となった日本の総人口(e-Stat「人口推計 平成29年10月1日現在人口推計」 )に対し、ミレニアル世代の人口は約1,987万人。全人口の15%以上を占めている。

「ジェネレーションY」「ジェネレーションZ」との違い

アメリカの世代論のなかでは、ミレニアル世代のほかにも「ジェネレーションY」「ジェネレーションZ」と呼ばれる世代もいる(Y世代・Z世代とも)。ミレニアル世代と似通った価値観をもちながら、それぞれに特徴的な傾向をもつ。

ジェネレーションY

  • 1980年代初頭から1995年前後にかけて生まれた世代
  • インターネットの普及やモバイルデバイスの登場などIT革命をリアルタイムで経験している
  • バブル崩壊後の経済低迷期「失われた20年」に青年期を過ごし、就職難の「氷河期世代」となった
  • ミレニアル世代と同様だが、不安定な社会に生まれ育った経験から個人主義の傾向が強い。しかし親のリストラや自身の就職難と世の理不尽を目の当たりにしてきたため保守的な価値観ももつ

ジェネレーションZ

  • 1990年代後半から2000年代にかけて生まれた世代
  • IT革命後に生まれたデジタルネイティブ
  • デジタルによる悪影響を理解しており、危機管理意識も高い
  • 生まれたときからデジタル社会の管理下におかれてきたため、ミレニアル世代(あるいはY世代)よりもデジタルメディアに対する造詣が深い。しかし一方でデジタルメディアが与える悪影響にも敏感で、プライバシーを重視する傾向にある

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