2020年のヘルスケアビジネスコンテストのグランプリ企業(経産省)
今年で5回目の開催となる経産省主催のビジネスコンテスト「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2020」でグランプリが決定した。近年注目が高まっているシェアリングサービスや、VRを活用した支援プロダクトなどが受賞した。受賞者は以下の通り。
- 【アイデアコンテスト部門グランプリ】
・介護ワークシェアリングサービス「カイスケ」(カイテク株式会社) - 【アイデアコンテスト部門優秀賞】
・10分1000円から利用できる、治療をしない予防歯科Hakara(Hakara)
・身体にやさしい心臓病治療を可能にする新規カテーテルデバイス「MAV」(大阪大学大学院医学系研究科)
・塩分管理をラクにする食品検索・食事管理アプリケーション「さがそると」(湯野川 恵) - 【ビジネスコンテスト部門グランプリ】
・病児保育室と家族をつなぐ「あずかるこちゃん」(CI Inc.) - 【ビジネスコンテスト部門優秀賞】
・日本初の“アトピー見える化アプリ”アトピヨ(アトピヨ)
・ピアサポート型習慣化アプリ「みんチャレ」を活用した2型糖尿病の重症化予防(エーテンラボ株式会社)
・発達障害支援機関向けソーシャルスキルトレーニングVR「emou」(株式会社ジョリーグッド)
・和歌山発、誤嚥の予防のために開発した器具「タン練くん」(株式会社リハートテック)
VC(ベンチャーキャピタル)だけでなく、ヘルスケアベンチャーの独自のテクノロジーや強みに魅力を感じ出資するCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)は近年増えており、ヘルスケアベンチャーにとってはチャンスの裾野が広がっている。ビジネスコンテストはベンチャーとVC・CVCが出会える貴重な場。ヘルスケアベンチャーもVC・CVCも以下をチェック。
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