女性20〜80代以上、健康行動者率が最も高いのは? 健康のために日頃行っていること
女性は日頃、健康のために何をしている?行動者率はどれくらい?厚労省が公表した「2022年 国民生活基礎調査」を元に、20〜80代以上の女性の健康行動者率をグラフ化したところ、次の傾向が見られた。健康行動者率のピークは70代のようだ(対象:20〜80代以上の女性49,364人。20代4,011人、30代5,165人、40代7,439人、50代8,243人、60代8,438人、70代9,644人、80代以上6,424人)。
- 何かしらの健康行動に取り組んでいる人の割合(健康行動者率)が最も高いのは70代。1位:70代(48%)、2位:80歳以上(44%)、3位:60代(42%)、4位:50代(35%)、5位:40代と30代(32%)、6位:20代(30%)
- 年齢の上昇とともに全体的に各項目の行動者率が上昇するが、概ねピークは70代で、80代以降で低下する
- 健康のために「特に何もしていない」人の割合は若年層ほど高く、最も低いのは70代。80代以降は再び割合が上昇する
- 食と運動に関連した健康行動は、若年層より中高年層が積極的
- 中高年層より若年層が積極的に取り組む唯一の健康行動は「お酒を飲みすぎない」。中高年層は、減酒による健康づくりよりも他の方法を好むよう
- 「十分な睡眠」は若年層と高齢者で割合が高く、40代・50代は低い。各調査で明らかにされている通り中年層は他年代と比べ睡眠時間が短いため、十分な睡眠時間を確保できないことが背景にありそうだ
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