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ドクターズコスメ市場、1239億円へ拡大 成長率は鈍化も医家向けなどの需要が下支え

国内の2024年のドクターズコスメの市場規模は、ブランドメーカー出荷金額ベースで前年度比100.3%の1239億円。矢野経済研究所が今月20日に発表した。成長率は鈍化したものの、エビデンスのある敏感肌化粧品の需要拡大や、美容医療需要の高まりを背景に医家向け化粧品が好調に推移し、底堅い成長を維持した。

  • 2020年:937億円
  • 2021年:1,043億円
  • 2022年:1,187億円
  • 2023年:1,235億円
  • 2024年:1,239億円
  • 2025年:1,269億円(見込み)

近年のドクターズコスメ市場は、高機能化粧品の一カテゴリーとして一般化粧品市場との距離を縮めながら成長してきた。ドクターズコスメは医師が開発や研究に関与したり医療機関で取り扱われてきた特徴があるが、今はドラッグストア、バラエティストア、ECなど多様な販路で購入可能となり、生活者にとっては「専門性を備えた信頼感のある化粧品」と認識されるようになっている。

注目市場は、医家向けルートの化粧品。皮膚科医などの医療施設を対象とした化粧品販売ルートのことで、医療機関専売化粧品に対する生活者の関心の高まりや新規美容医療施設の増加、ECで化粧品販売を行う美容医療施設の増加などを背景に成長を続けている。医家向け化粧品を用いた肌悩みの治療を行うケースが増加したことも拡大要因に。

同社は、25年度の市場規模を前年比102.4%の1269億円と予測。成分重視の商品選択の広がりや、医家向けルートの好調な推移が後押しし、ドクターズコスメ市場は今後も拡大が続くとみている。

 

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