女性は男性に”お金”を求めるも、自身が稼がないことは消費のストレスに

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少子化社会対策白書(内閣府)の調査結果では、女性は男性にお金を求めるものの「経済的に自立していたい」という女性の心理が浮き彫りとなった。

男性と女性 お互いに求める年収

結婚にあたり男性が女性に求める年収で最も多いのは200〜400万。一方で女性が男性に求める年収は400〜600万。男性がキレイな女性に心惹かれやすいことと同様に、女性は年収の高い男性に惹かれやすいことはすでに多くの男女が認識しているが、それはデータでも明らかになった。

相手に求める年収

内閣府「第1部 少子化対策の現状(第1章 6)」

結婚後も共働きを望む女性は68%

とは言っても、女性は夫に経済的に全て頼りたいわけでもないし、仕事をしたくないわけでもない。実際に結婚後も共働きしたいと思っている女性は68%にのぼる。

男女の就労意向

内閣府「第1部 少子化対策の現状(第1章 6)」

さらにその理由を聞いてみると、「働くことで経済的に自立していられると思うから(41.1%)」「働くことで精神的に自立していられると思うから(34.3%)」「結婚しても社会との繋がりを持ちたいから(42.3%)」と、働くことで”自立したい”という回答が。

女性が働きたい理由

内閣府「第1部 少子化対策の現状(第1章 6)」

 

「気兼ねなく、美容やオシャレにお金を使いたい」

結婚・出産を機に仕事を辞めた29歳女性に、編集部より「仕事をやめて、どんな変化がある?」とインタビューしところ以下の回答があった。

以前は自分で稼いだお金は全部自由に使っていた。特にファッションとメイクに。でも今は、欲しいものはいちいち夫の承諾を得ないといけない。それがとってもストレス。

34歳で第1子をもうけ、産休・育休の取得で仕事を休んでいる女性も、不満をこぼしていた。

早く働いて自分でお金を稼ぎたい。その方が、気兼ねなくお金をエステ・ネイル・美容院に使えます。

女性は結婚において、男性の年収を気にするものの、経済的には自立していたいのだ。

 

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