タカラベルモント、伸長するヘッドスパ需要と施術課題に着目した製品を発売 顧客体験の向上で差別化を提案
理美容機器のタカラベルモントが今月1日、シャワーヘッドに取り付けるだけで吐水を変化させ、ヘッドスパのような施術を可能にする製品「マルチスパヘッドプロ」をヘアサロン向けに発売した。
ヘッドスパ需要の増加で、近年ヘアサロンではスパメニューの導入が広まっており、シャンプーブースでの体験価値をいかに高めるかが、サロン経営や他店との差別化に影響するようになっている。だが、スパ技術は施術者の技術や経験に頼る部分が多く、サービスの均質化が難しいといった課題もあることから、どのサロンでも一定品質のスパメニューを提供できる製品を開発した。
用途に応じて使い分けられる4種のアタッチメントをシャワーヘッドに装着するだけで吐水が変化し、シャンプーやカラー流しの時間を“ヘッドスパ”のような体感へとグレードアップする(頭皮をほぐす「ほぐしタイプ」、リラックスを提供する「整流タイプ」、爽快感を提供する「トルネードタイプ」、毛穴汚れをケアする「ブラシタイプ」)。炭酸タブレットなどを併用することで、客のケアニーズに合わせた対応も可能。以下は製品の紹介動画。
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