自宅の尿モレ対策、スマホ×超音波エコーで骨盤底の動きを可視化
個人向けレンタルエコー事業などを手掛けるBORDER(東京・港)は先月末、泌尿器科専門医と共同で、スマホとポータブル超音波エコーを連動させた骨盤底トレーニングアプリ「PEV・TRAIN(ぺブトレ)」を開発した。尿モレに悩む女性は3人に1人とされる中、デリケートな悩みを自宅で安心してケアできる環境づくりを狙う。
骨盤底筋は尿モレや体幹の衰えに関わる重要な筋肉だが、自分自身では直接見ることができない部位のため、正しいトレーニングを行うのが難しく、効果も見えにくい。そういった課題に着目したもので、腹部にデバイスを当てることで、骨盤底の動きをスマホ画面で可視化。「収縮幅」「収縮時間」を自動記録しながら、誰でも自宅で簡単・正確にトレーニングできる仕組みを提供する。監修は、泌尿器科専門医の関口由紀氏。
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