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イオン、シニアケア特化のモール型EC始動 情報から購入まで一体化

イオンリテールは、高齢の家族を支える当事者(以下、ケアラー)を包括的に支援する事業「MySCUE(マイスキュー)」において、同社初となるモール型ECサイト「MySCUEシニアケアモール」を立ち上げた。高齢化社会が加速する中、シニアケア・介護に特化した商品やサービスをオンラインで一括して探すことができるプラットフォームを構築し、深刻化する介護負担の軽減を図る。

【出典】イオンリテール(MySCUEシニアケアモール)

 

同モールは2月25日にプレオープン。多様な企業が出店するマーケットプレイス方式を採用した。楽天市場やアマゾンなどの一般的なECモールではシニアケア・介護関連の商品がカテゴリーの一部に埋もれがちな中、この分野に特化することで、利用者が必要な商品やサービスにたどり着きやすい環境を整える。事業の根底にあるのは、介護の担い手であるケアラーへの視点。同社は高齢者本人の課題だけでなく、ケアラーの身体的負担やストレス、時間・お金のやりくりといった、ケアラー自身の困りごとも支援対象に位置づけている。

MySCUEはこれまでも、情報サイト・アプリによる記事配信や企業に相談できる機能、ケアラー同士のコミュニティー機能を提供してきた。今回のモール型EC開設により、情報収集や相談から商品・サービスの購入までの一連の流れをオンラインで完結できるようにする。東京・イオンスタイル品川シーサイド、大阪・イオンモール大日の常設実店舗2カ所とも連携し、オンライン・オフライン両軸でのサポートを目指す。

同社は初夏の正式オープンに向け、参画する出店企業の募集を始めている。プレオープン時の出店者は既存の取引先を含め70社を超えている。流通大手のイオンが、店舗網とオンラインを融合させ、介護という社会課題にどう切り込んでいくのか。今後の展開が注目される。

 

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