カバヤ食品、暑さ対策商品の販売戦略を変更 猛暑の常態化を踏まえ通年需要の創出を狙う
カバヤ食品が、タブレット菓子「塩分チャージ」のブランド戦略を刷新し、従来の「夏の暑さ対策商品」から「汗をかくすべての人・あらゆるシーンを応援する発汗時の必需品」へとポジションを転換すると発表した。塩分味・塩味市場のさらなる拡張と、通年需要の創出を狙う。
「塩分チャージ」は2009年に発売したラムネタイプのタブレット菓子で、汗で失われる塩分とカリウムを手軽に補給できる商品。熱中症対策への関心の高まりや猛暑の常態化、暑い時期の長期化などを背景に、売上は10年前の約5倍にまで拡大し、塩分味・塩味市場で5年連続シェア1位を獲得している。
こうした市場背景に加え、仕事、スポーツ、入浴やサウナ、発熱時などによる発汗は季節を問わず発生する生理現象であり、塩分とカリウムの補給は通年必要であるとの考えから、ブランドの用途を「夏限定」から「年間を通じた発汗シーン」へと拡張することを決めた。2026年度からは、需要期である春夏期(3〜9月頃)の販売体制から通年販売へ移行。販路は従来のスーパーやコンビニ、ドラッグストアに加え、スポーツ専門店や調剤薬局にまで広げる。また、熱中症対策の義務化を背景に高まる企業需要に対応し、オフィス向けECやホームセンターでの販売拡大、ディスペンサー設置の検証も進める。あわせて生産体制も通年化し、販売量拡大に備える。ブランドコピーも「汗かくあなたを応援する。」に変更し、一年中いつでもどこでも「すべての汗をかく人」「汗をかくあらゆるシーン」を応援する発汗時の必需品としての確立を目指す。
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