吉本、インフルエンサーマーケ立ち上げ 生活者の共感ジャンルは多様化

吉本興業(大阪市)は、所属する約6,000人の芸人を活用したインフルエンサーマーケティング事業開始について、2月27日(月)に発表した。インフルエンサーマーケティング事業を行う企業は多いが、同社の一番の強みは、芸人ならではの訴求力や共感させる力にあるという。

最近はキャスティングの条件に芸人のフォロワー数が入っていたり、イベントのプロモーションにおいても投稿が必須項目になるなど、ソーシャル上で拡散してほしいというニーズが増えています。吉本興業としても本気でSNS市場をとりにいくことが必然と考えています。
(引用:AdverTimes)

従来は、影響力ある女性と言えば容姿の魅力が高い女性(例えば歌手やモデル)が中心だったが、昨今は様々なタイプの女性が影響力を持つようになっている。「生き方・考え方に憧れる」「専門家(料理や、ハンドメイドなど)から学びたい、世界観を共有したい」「私もあんな風に仕事で輝きたい」など、共感されるジャンルの幅が広がっているのだ

Instagramのフォロワー数が日本一と言われている渡辺直美さんが人気になっているように、同社の新事業は、今までのインフルエンサーマーケティングとは全く異なる共感を生むだろう。今後の展開が楽しみだ。⇒記事「吉本興業「本気でSNS市場をとりにいく」(AdverTimes)

 

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