接客業の企業に知ってほしい 聴覚障害者「唇を見せて…」
聴覚障害者4級の男性が投稿したツイート「聴覚障害者には唇を見せて~私のささやかな願いですが、少しでも世の中に広まるといいなぁ~」が38,000リツイートされ、コメントも多数寄せられている。
こないだこのTLでつぶやいたことを新聞に投書してみたら、掲載されました。私のささやかな願いですが、少しでも世の中に広まるといいなぁ。 pic.twitter.com/d6kiWAPknH
— 極楽寺坂・みどり (@masami5681) 2017年2月7日
聴覚障害者は唇を読んだり(読唇術)、あるいは少しでも聞き取りやすいように聞くこと自体に集中する必要があるが、相手がマスクを装着したまま会話をしてくると聞き取りづらくなってしまう。最近では「マスクを付けないと外に出れない、マスクで顔を隠している方が落ち着く」という理由から、季節関係なくマスクをつける依存者も増えているが、それによりコミュニケーションが困難になる人がいることも忘れてはいけない。
新聞記事の最後は「接客業の企業では、新人社員研修でこのことをぜひ伝えてくださるようお願いいたします」と結ばれている。ヘルスケア企業こそ、同氏の声を活かし接客改善に活かしたい。
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