「地域の坂の傾斜」糖尿病予防のカギに 東京医科歯科大学
住む地域・場所が健康や寿命に影響を与えるという研究や調査結果が増えている。実際に都道府県別の死亡率や健康寿命、平均寿命のランキングを見ても、食文化や気候など様々なファクターの違いから、明確な開きが出ている。
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東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 国際健康推進医学分野 藤原武男教授らが行った研究では、坂の傾斜が1.48°上がると、コントロール不良の糖尿病(ヘモグロビンA1cが7.5%以上)は18%減っていたことが明らかになった。
坂の傾斜が急な環境は糖尿病の罹患そのものを防ぐことはなかったが、コントロール不良の糖尿病に対しては予防的である可能性が示唆された。地域環境をデザインする際に、アジア人に多い糖尿病を予防するために、坂や階段を取り入れることでコントロール不良の糖尿病を予防できるかもしれない。(引用:東京医科歯科大学)
⇒【詳細】地域の坂の傾斜が1.5度上がるとコントロール不良の糖尿病リスク18%低下(東京医科歯科大学)
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