働く女性の健康課題、初の実態調査 厚労省研究班
厚労省の研究班は、働く女性が抱える健康問題を把握するため、今年4月から調査に乗り出している。働く女性の健康保持増進のために、産業保健活動のどのような取組や対策が効果的かを把握することが目的。
研究班は、企業や労働者に対するアンケート調査やその調査結果に紐付く事例調査を行い、女性の健康保持増進に関する産業保健活動の取組について、以下項目を取りまとめる方針(厚労省「令和5年度第一次公募要項別」p.335)。
- 職場における女性の健康に関する課題
- 取組の特徴、具体的な実施例
- 取組の実施体制(産業保健、福利厚生や健康経営、保険者の保健事業の一環として実施など)
- 取組の効果(労働者への健康影響のほか、企業全体としての就業環境の改善や労働生産性の向上等の影響を含む)
- 取組へのニーズ(事業者、労働者双方)
- 今後取組を普及する上での留意事項(例えば労働者の個人情報への配慮などのほか、 より効果的な取組として展開するための注意事項を含む)
厚労省に問合せたところ、現在は研究班が調査票を設計しており、調査内容の詳細やスケジュールなどは未定とのこと。
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