大麻グミによる健康被害で「HHCH」が指定薬物に 来月2日から規制  厚労省

大麻の有害成分に似た合成化合物「HHCH」を含むグミ、いわゆる大麻グミを食べた後に体調不良を訴えて救急搬送される人が相次いだ問題を受け、厚労省は22日、HHCHを指定薬物に指定した。施行日となる来月2日以降は、医療などの目的以外でHHCHとそれを含む製品を製造・輸入・販売・所持・使用することが禁止される。

HHCHは海外でも流通している物質で、国内の店舗やインターネットで販売されていることから、厚労省は水際対策とともに消費者への注意喚起を強化する方針。違反した場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金。業として行った場合は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金となる。

 

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