猛暑は目前、パルコなど商業施設の大型ビジョンで熱中症予防の情報を放映
環境省は今月1日から、新宿アルタや札幌パルコなど全国18ヶ所の大型ビジョンで、熱中症特別警戒アラートや熱中症警戒アラート情報、暑さ指数など、熱中症に関する情報の放映を始めた。本格的な猛暑の到来を前に国は情報発信を強化しており、深刻な健康被害の予防対策を広く促す。
消防庁のまとめによると、5月に熱中症により救急搬送された人は2,799人で、高齢者が5割を超え1,519人、成人は709人、7〜18歳は523人、7歳未満は48人だった。搬送された人の7割は軽症で、重症は42人、死亡者数は1人。熱中症で倒れた場所で最多は自宅内だった。
都道府県別でも集計しており、最多は大阪府で157人だった。
- 1位:大阪府(157人)
- 2位:福岡県(154人)
- 3位:愛知県(151人)
- 4位:東京都(139人)
- 5位:埼玉県(134人)
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