職場での熱中症による死傷者数、過去最多に(2024年) 業種別・月別・時間帯別の発生状況
厚生労働省は先月30日、2024年の職場での熱中症死傷者数の確定値を発表した。男女合わせた死傷者数は前年比151人増の1,257人で、統計が残る2005年以降で最多だった。うち死亡者は31人で、3年連続で30人を超えた。
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業種別の死傷者数は製造業が最多で235人だった。
- 1位:製造業(235人)
- 2位:建設業(228人)
- 3位:運送業(186人)
- 4位:警備業(142人)
- 5位:商業(116人)
- 6位:清掃・と畜業(76人)
- 7位:農業(32人)
- 8位:林業(10人)
- その他(232人)
月別では7月と8月が突出して多い。
- 1位:7月(588人)
- 2位:8月(431人)
- 3位:9月(156人)
- 4位:6月(57人)
- 5位:5月(18人)
- 6位:10月以降(4人)
- 7位:4月以前(3人)
時間帯別では、最多は9時台以前で167人。午前中と午後3時前後に集中しているが、いずれの時間帯でも発生している。
- 1位:9時台以前(167人)
- 2位:15時台(160人)
- 3位:14時台(143人)
- 4位:11時台(137人)
- 5位:10時台(126人)
- 6位:16時台(125人)
- 7位:18時台以降(115人)
- 8位:17時台(99人)
- 9位:12時台(93人)
- 10位:13時台(92人)
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