ヘルシーで簡単 ベストセラーの高評価食品
おいしくて手軽、その上健康的。と、長きにわたり女性たちの心を掴んでいるのが漬物。
塩分摂取量の観点で考えると漬物の頻繁な摂取は控えるのがベターだが、「野菜を美味しく食べれる」「健康的」と、近年は手軽でヘルシーな健康食として地味に注目を集め続けている(以下図は「漬物」のネット上の関心度の推移)。
漬物が「健康食品」として認知されている理由は、美味しく野菜を摂取できるだけでなく、以下のような健康効果が知られるようになってきたからだ。
漬物には生の野菜よりも優れた健康効果があります。
まず、微生物がつくり出したビタミンB群が豊富にとれることです。水分が抜けてカサが減る分、食物繊維の割合も多くなります。そのため、便秘予防、腸内環境の改善、高血糖、コレステロール値の上昇抑制作用も期待できます。意外と思われるかもしれませんが、漬物には眠りを誘う効果も知られています。その秘密は、漬物に含まれる乳酸菌が生み出すGABA(γ-アミノ酪酸)と呼ばれる成分にあります。「GABA」はアミノ酸の一種で、脳の興奮状態を鎮めて、リラックスさせる働きをする脳内伝達物質です。体の深部体温を下げて、睡眠に入りやすくしてくれるといわれています。ただし、GABAの効果は長く続かないので、安眠のためには夕食に食べるのがよいでしょう。
また、GABAは快眠効果だけでなく、ストレス軽減効果、免疫力増進作用もあり、特定保健用食品にも使用されています。
漬物は、乳酸菌と一緒に食物繊維もとれ、腸内の善玉菌を活性化するにもおすすめです。また、発酵食品は多品種を組み合わせてとることが腸内環境の改善に効果的です。
(引用:NHK「漬物が体にいい理由を知ろう」)
漬物の健康効果が広く知られるようになったことで人気を集めているのは、自宅で簡単に美味しいぬか漬けができる漬物の素「発酵ぬかどこ(みたけ食品工業)」。本来ぬか漬けは、ぬか床作りや毎日かき混ぜるなど、美味しく食べるには相当の手間がかかることから手作りを断念する女性が多い。だがこの商品は、ぬか床作りが不要で、毎日のかき混ぜ作業も不要。さらには、ジッパー袋になっているので購入した容器から他の容器に移しかえる必要がない。まさに、野菜を切って入れるだけ。
当商品は、現在Amazonの「漬物の素・糠床 の 売れ筋ランキング」で一位を獲得しており、50%の人が5点満点で同商品を評価。評価のポイントは、やはり、面倒なことをせずに簡単に美味しいぬか漬けをつくれる手軽さのようだ。
買い直しましたが、漬けた初日から美味しくて美味しくて最高です!!漬けない期間は冷凍すればいいらしいのです
パプリカの浅漬けがとってもフルーティなのに、ご飯にあうのが意外でハマってます一度お試しを!!
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
「ぬか漬けをたらふく食べたいっ!!」と思い立ったものの、スーパーで売っているでき合いのぬか漬けは少量パックばかり。
自宅でぬかみそを作ろうと思っても、手間も日数もかかって大変そう。
そんな時この商品を見つけ、早速2袋購入。美味いっ、とにかく、美味いっ!!!「料理は手間暇かけて心をこめてこそ」なんていう既成概念とはもうサヨナラ楽に簡単に美味しくが一番
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
ぬか漬けはずっとチャレンジしてみたかったのですが、扱いが大変そうで躊躇していました。
でも、これはいきなり漬け始められるし週1でかき混ぜればいいので、とても簡単で買ってよかったです!
(引用:Amazonカスタマーレビュー)
同商品を製造するみたけ食品工業は、無印良品の「発酵ぬかどこ」のブランドでもOEM生産をしており、無印商品の「発酵ぬかどこ」も人気が高い。
女性の健康食品の選択基準は?
小林製薬の紅麹サプリを巡る問題で、健康食品への不信感や動揺が消費者の間で広がっています。特に男性よりも健康意識・健康行動者率が高い女性による “健康食品の摂取控え” が懸念されることから、健康食品を普段摂取している20〜70代女性を対象に、健康食品に対するイメージの変化や、今後の摂取意向、今後の健康食品の選択基準を調査しました。女性たちのリアルな声からは、今後の健康食品の開発・販促・コミュニケーション設計のヒントを見つけることができます。詳細は「紅麹サプリ問題で、健康食品の選択基準に変化 女性消費者分析でわかった88キーワード」へ。
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