【オフィス足つぼ】毎月の体調の波を快適に 〜生理痛・PMSの重だるさケア編〜

毎月やってくる生理痛やPMS。そのたびに仕事を休むわけにもいかず、「一人で耐える」が当たり前になっていませんか。前回の「脳疲労・集中力アップ」編に続く実践編の2回目では、そんな働く女性に向けて、椅子に座ったまま1分でできるセルフケアを紹介します。生理中の身体の重だるさや生理前の心の揺らぎを和らげる、デスクの下でこっそり行える「オフィス足つぼ」。婦人科系専門の足つぼメソッドを開発した、株式会社ONE DE MAYUが解説します。

生理痛・PMSと足つぼの関係

近年、女性の健康課題への理解が社会的に進み、生理痛やPMSについても職場での配慮が増えてきました。しかし実際は、不調を感じるたびに毎回仕事を休むわけにもいかず、周囲に相談しづらいまま「一人で耐える」という選択肢しか持てずにいる方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたと相性の良いセルフケアがあります。それが、デスクの下で誰にも気づかれずに自分のコンディションを整える「オフィス足つぼ」です。では、なぜ生理痛やPMSに足つぼが良いと言われるのでしょうか。足のかかとは、子宮や卵巣といった骨盤周りと深い関わりがある「反射区(はんしゃく)」が集中している場所とされています。かかとを刺激することで、滞りがちな下腹部の血流に働きかけ、骨盤周りの巡りをスムーズに整えてくれると考えられています。座りっぱなしで骨盤周りが固まりやすいデスクワークの方は、座っている状況をうまく利用して、その姿勢のまま。店舗やサービス業、工場勤務など立ち仕事が多い方は、休憩中に座りながら。それぞれの働き方に合わせてできる、足つぼのやり方を見てみましょう。

 

1分で実践、オフィス足つぼで「生理痛・PMSのセルフケア」

【実践】生理中の痛みや重だるさをケアしたい

両足のかかとの内側同士をゴシゴシとこすり合わせます。その後、両足のかかとの内側同士をトントンと叩き合わせ、かかとの内側に刺激を与えます。生理による腹痛や頭痛がつらい時、下腹部の重だるさや全身の倦怠感が気になる時におすすめです。ストッキングの摩擦が気になる場合は、「こする」よりも「押し当てる・叩く」動きを意識してみてください。

 

【実践】生理前のイライラや気分の落ち込みをケアしたい

片方の足をもう片方の足の上に重ねるように交差します(動画では右足を上にしています)。上になった足の「かかとの外側」が、下の足の「甲」に当たっていることを確認し、その状態で、かかとの外側を甲に擦り合わせるようにスライドさせて動かします。動かすのは、かかとでも甲でも、両方でも構いません。左右の足を入れ替えて、同じケアをします。

仕上げに、かかとの縁を床に落とすように、トントンと軽く叩きつけて、かかと全体に振動を与えるように刺激します。もし椅子の脚ベースにかかとを押し当てられる場合は、グーっと踏みしめるように圧をかけてみてください。生理前や生理中のイライラや気分の落ち込みがある時におすすめです。

 

誰にも気づかれず、体と心に安心感を

誰にも言えない不調を一人で我慢し続けることは、時として身体の痛み以上に心に負担をかけるものです。そんなあなたの気持ちをそっと楽にしてくれるのが、誰にも気づかれずに自分をケアする足元の習慣です。「自分にできる対処法がある」という安心感は、不調に対する不安を希望に変えてくれます。その前向きな気持ちが、体の負担も和らげてくれるかもしれません。次回8月は、多くのオフィスワーカーの慢性的な悩み、肩こり・腰痛編。こり固まった身体をほぐし、軽やかに仕事に向き合うためのオフィス足つぼをご紹介します。

【執筆】株式会社ONE DE MAYU(ワンドマユ

 

2012年に婦人科領域に特化した足つぼサロンを開業。女性の不調ケアをテーマに施術とセラピスト育成を続け、これまでに約1万人の施術実績と250名以上のセラピスト育成実績を持つ。大丸松坂屋百貨店や阪急うめだ本店などの商業施設でのイベント出店のほか、総合建設会社の大林組が施工・管理するビルの企業向けに展開する足つぼ出張サービスなど、健康経営のサポートにも精力的に取り組んでいる。著書『神あしつぼ 毎朝3分、足をケアすれば人生はもっと幸せになる』はAmazon3部門で1位を獲得。

 

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