健康的な働き方スタイル「リモート勤務」は世界的潮流へ

世界100カ国以上1,000都市でレンタルオフィスを運営するリージャス・グループ(日本法人:東京・新宿)は、世界96カ国以上のビジネスマンを対象に働き方に関する調査を実施した。

調査結果によると、世界のビジネスマンの3分の2以上(70%、日本は64%)が週1日はオフィス以外の場所でリモート勤務をしていることが明らかになった。週の半分以上をリモート勤務する人は世界のビジネスマンの半数以上(53%、日本は59%)、週5日オフィス以外の場所で勤務している人は世界で10人に1人(11%、日本は13%)にのぼるとのこと。

同社は「従業員がオフィスにいることを想定していた時代から、リモートワークを前提として従業員がどこででも働けるような、よりフレキシブルな働き方へと移行する時期が、一気に加速した」とコメントしている。テクノロジーの進化という背景やグローバリゼーション、また従業員自身のニーズの変化に伴い、リモートワーカーが増加していることが分かる。

フレキシブルな働き方は通勤時間の削減だけではなく、生産性の向上やスタッフの維持、仕事の満足度や創造性の向上を期待できると同時に、例えば親の介護との両立、子育てとの両立、治療との両立など、心身に負担をかけない健康的な働き方も実現できる。リモート勤務導入企業の増加は世界でより加速していくだろう。

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