障がい者の職業技能を競うアビリンピック開催、ドローン操作の実演も
障害のある人たちが技能を競い合う「アビリンピック」が、今月17日から19日まで愛知県国際展示場で開催される(主催:高齢・障害・求職者雇用支援機構)。アビリンピックは、アビリティー(能力)とオリンピックを合わせた造語で、障がい者の職業能力の向上を図るとともに、企業などが障がい者への理解を深めることで雇用促進を図るのが狙い。1972年に始まり、今年で43回目。
今回は47都道府県から376人の選手が、「コンピュータプログラミング」「建築CAD」「ネイルデザイン」「喫茶サービス」など以下全25種目で、日頃培った技能を競い合う。また、障がい者の新たな職域として「ドローン操作」「物流ワーク」の実演も行われる。
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競技は有観客で開催し、ウェブサイト上でも動画配信を行う。大会の入賞結果は今月20日に、高齢・障害・求職者雇用支援機構と厚生労働省のウェブサイトで公表予定。以下は昨年のアビリンピックのダイジェスト動画。
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