ヘルスケア企業各社のお悩みTOP10!2017

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2017年最後の記事は、この1年ウーマンズに最も多く寄せられた企業様からのご相談内容ランキングです。

ヘルスケア企業各社様のお悩みランキングTOP10

2017年、ウーマンズに寄せられたご相談・ご依頼内容は以下のような内容でした。

2017年のお悩みランキング

  • 10位:女性の興味関心を惹くコンテンツは何?
  • 9位:女性・メディアに話題になる仕掛けやアイディアはないか?
  • 8位:(競合商品が多く出回ったこともあり)年々販売個数が落ちてきている。どこに原因があるのか?
  • 7位:(策定しているターゲット女性の)消費傾向・トレンドを知りたい
  • 6位:ターゲット女性の心を掴む、また他社との明確な差別化につながるブランディングの構築
  • 5位:女性消費者の多様化に対応するためには、戦略はどこまで細分化すべきなのか?
  • 4位:ターゲットが分からない…「とりあえず」でターゲット設定しているから、ターゲットの再策定を行いたい
  • 3位:マス広告だけに依存するモデルから抜け出したい
  • 2位:競合他社との明確な差別化戦略、広告の反応を上げるために改めてSTPCを再策定したい
  • 1位:女性消費者が多様化していることは理解しているが、明確な「消費者像」が分からない

2016年最も多かった企業からのご相談は「マス広告(テレビ、ラジオ、雑誌、新聞)を使わずに(あるいは頼らずに)女性客を増やす戦略はないか?」というものでしたが、2017年は「多様化した女性消費者が複雑すぎて理解ができない。ターゲット女性そのものを理解できなければ戦略も立てられないから、まずはクラスター(女性消費者像)を開発してほしい」というご相談が1位でした。

高度経済成長期の頃最も一般的だったのは、結婚・子供の誕生に伴い多くの女性は退職し専業主婦になるというライフコース。女性の価値観や消費傾向はおよそ似通っていたため、企業のマーケティングも「(極端に表現すると)1パターン」で十分に消費者の反応を得ることができたと言えます。マスマーケティング・マス広告の反応が高く、また消費者の価値観が似通っていたからこそ、社会現象ともいえるような大流行(ツイッギーのミニスカート、聖子ちゃんカット、ガングロなど)が起きやすい時代だったと言えます。

それが、今は女性の生き方(ライフコース)が多様化したことに伴い、ニーズや不満、価値観も多様化してきています。すると「欲しい!」と思う商品やサービスも、商品の価格に対する「高い・安い」の感じ方も、響くキャッチコピーも千差万別です。企業のプロモーションに反応する消費者もいれば、全く関心を示さない消費者もいるし、あるいは炎上に代表されるような怒りや反感を感じる消費者もいます。

多様化した女性消費者に確実に商品・サービス・情報・広告をリーチさせるためには、まずはターゲット女性の「消費者像」を正確に理解することがとても大事なのではと思います。ターゲット女性の消費者像が見えてくると、その後の様々な戦略をスムーズに立案できるようになり、そしてピンポイントの戦略を実施できるため成果も出しやすくなるからです。(そうすると次に「女性消費者の多様化に対応するためには、戦略はどこまで細分化すべきなのか?(5位)」という課題に繋がっていきます)

ウーマンズラボでは、2018年はより女性消費者理解を深められるような記事やレポート・セミナーなどをご提供していきますので、ぜひ引き続き来年もウーマンズラボをご愛読いただければと思います。

<合わせて読みたい記事>
女性マーケティング戦略で「女性客を増やす」ための基本の考え方

 

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