【男女の違いvol.12】男女で異なる生活時間の配分 平成28年社会生活基本調査

総務省は先月22日「平成28年社会生活基本調査 詳細行動分類による生活時間に関する結果」を公表した。

社会生活基本調査は、国民の生活時間の配分及び自由時間における主な活動について調査するもので、5年ごとに実施されている。男女別の家事時間・育児時間、家事の中でも特に何に時間がかかっているか、家事関連時間の日米比較、男女別介護・看護時間、高齢者の生活時間、副業をする人の割合と副業にかけている時間、スマホやパソコンの男女別使用時間など、マーケティングの参考にできる内容が豊富だ。

今回の結果で特にマーケティング視点で興味深いのは以下。

  • 同時行動(主にしていた行動のほかに同時にしていた行動)の種類別に行動者率をみると,5年前に比べ,「テレビ」が 4.6 ポイント低下する一方,スマートフォンなどの使用が 17.6 ポイント上昇
  • 家事時間及び育児時間にスマートフォン・パソコンなどを使用した人の割合は女性 が男性よりも高いが,使用した時間は男性の方が女性よりも長い
  • スマートフォン・パソコンなどの「自由時間」における使用は,19 時以降の行動者率が高い
  • 家事時間は男女共に「食事の管理」が最も長く,女性では家事時間の 50.0%を占め る
  • 「副業関連」の行動者平均時間は3時間 37 分
  • 6歳未満の子供がいる夫・妻が子供と一緒にいた時間について,過去 10 年間の推 移をみると,夫・妻共に土曜日及び日曜日の子供と一緒にいた時間が増加傾向
    引用:平成28年社会生活基本調査-詳細行動分類による生活時間に関する結果― 結果の概要(総務省 統計局)

 

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