データヘルス改革とは?2020年に実現する8つのサービスと工程表(3/4)
5. 乳幼児期・学童期の健康情報
子ども時代に受ける健診、予防接種等の個人の健康情報を一元的に確認し、引っ越しや子どもの成長にあわせて記録を転居先や進学先へ引き継げるようにするサービス。
6.科学的介護サービス
既存のデータだけでなく、科学的分析に必要なデータを新たに収集してデータベースをつくる。それを基に科学的に効果が判明している介護サービスを提供する。
7.がんゲノムサービス
中核拠点病院から、がんに関連する情報を収集し、がんゲノム情報管理センターで分析する。ゲノム情報やがん治療における臨床情報を基に、創薬のほか革新的治療法や診断技術の開発につなげる。
8. AI
開発基盤に必要なデータを収集し、研究者や民間等が利活用できるサービスをつくる。重点領域として、①ゲノム医療、②画像診断支援、③診療・治療支援、④医薬品開発、⑤介護・認知症、⑥手術支援の6つを掲げる。