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審美・矯正歯科市場、7697億円へ拡大 口元の美容意識の高まりやトータルケア志向の定着で

矢野経済研究所の調査によると、2024年の審美・矯正歯科市場は、歯科医院の自由診療収益ベースで前年比103.2%の7697億円。内訳は、審美歯科が1697億円(同103%)、矯正歯科が6000億円(同103.3%)で、矯正正領域が市場の大半を占める。

  • 2020年:6117億円
  • 2021年:6513億円
  • 2022年:7014億円
  • 2023年:7457億円
  • 2024年:7697億円(見込)
  • 2025年:7860億円(予測)

両市場拡大の背景には、口元の美容意識の高まりや、予防と美容を一体化したトータルケア志向の定着がある。特に矯正歯科では、コロナ禍のマスク生活で口元が覆われ治療中であることを周囲に気づかれにくくなったことから、潜在的な患者層の取り込みにつながった。以降も患者の審美志向は依然として高く、安定した需要を維持している。

ホワイトニングは、口元の印象改善に対する関心の高まりから持続的に成長。特にビジネスパーソンや若年層を中心に、短期間で効果を実感しやすいオフィスホワイトニングへの需要が高まる一方、自宅で継続使用するホームホワイトニングも、自然な白さと長期的な維持が評価され、リピート需要が増加している。

審美歯科市場は、消費者の美容意識の持続や、予防と美容を統合したトータルケアサービスの拡大、さらには価格やサービスの多様化により、安定的かつ持続的な成長が期待される。矯正歯科市場も同様で、診療科目として矯正歯科を取り扱う施設数が拡大傾向にあることから、今後も一定の需要が想定されるとしている。

 

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