箱根町×はこねのもり女子大学の “未病” 改善プロジェクト 森林セラピーでリラックス
ストレスや不安の緩和効果があると言われる森林浴を体験できる、未病改善プロジェクト「はこじょマルシェ 2018」が、神奈川県の箱根町で10月13日(土)に開催される。森林ウォーク、森林ヨガ、アウトドアクッキング、ハンモックイベンドなどの多彩なプログラムが用意されており、参加者は思う存分、森林浴を楽しむことができる。
健康・保養のために森林を活用しようと林野庁が初めて「森林浴」という言葉を提唱したのが1982年。その後、科学的検証が進み2004年からNPO法人森林セラピーソサエティが、医学的な証拠に裏付けされた森林浴効果を「森林セラピー®」と名付けた。森林浴にはストレスや不安を緩和するだけでなく、ヒトNK細胞を活性化することも判明し、その効果は1カ月間以上も続くことなども分かってきているという。
はこねのもり女子大学(一般社団法人はこねのもりコンソーシアムジャパン)と箱根町が共同で開催する同イベントは、今年で3回目となる。箱根町は「箱根やすらぎの森」を拠点として、芦ノ湖周辺エリア全体が森林セラピー®(※)基地として認定されている。
(※)リラックス効果が森林医学の面から専門家に実証され、さらに関連施設などの自然・社会条件が一定の水準で整備されている地域のこと。各地の森林セラピー®基地では、健康増進やリラックスを目的としたさまざまな森林セラピー®プログラムが用意されており、利用者は森林ウォーキングのほかにもさまざまな健康増進プログラムを楽しめる。
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