世界のBtoCのEC化率、20%超えへ 中国が圧倒的トップで50%
経済産業省がまとめた2024年の「電子商取引に関する市場規模 報告書」によると、2024年の世界のBtoCのEC化率は2024年に初めて2割を超え、推計で20.1%となった。2028年には22.9%と、今後も世界全体で上昇する見込みで、同報告書では「小売分野においてEC化が世界規模で引き続き進むことが示唆されており、ECを前提とした商品販売の在り方がより一層問われる」としている。
EC化が進んでいるのは特に中国で、EC化率は世界最高の50.1%に上る。2位以降を大きく引き離し、英国(30.7%)、韓国(27.2%)、インドネシア(26.6%)が続く。日本は13位で14.17%。
【編集部おすすめ記事】
■2024年のEC市場規模、BtoCは26.1兆円・BtoBは514兆円へ拡大
■EC市場規模(化粧品、医薬品、美容・健康器具)、前年比増で9,700億円 EC化率は9%
■消費者がネット通販で「便利」または「不利益かも」と感じているもの
■ネット通販の購入で女性たちが気をつけていること
■女性ヘルスケア白書 市場動向予測〜健康トレンド・業界動向・女性ニーズ〜