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9月の女性ヘルスケア市場ニュースまとめ、記事92選

9月に公開した記事を一挙振り返り。今月の注目ニュースかつ最も読まれたのは、経済産業省の来年度予算の概算要求。5年間に渡り経産省が実施してきたフェムテック実証事業が要求に盛り込まれなかったことは、フェムテックのトレンドが次のフェーズに移行したことを示す、象徴的なニュースと言えます。経産省への取材で担当者は、フェムテックの認知向上や効果検証において「一定の成果が得られたため、事業を終了した」と話しています。一方で、ヘルスケア業界全体で取り組みが強化されているエビデンスの構築や整備は、フェムテックにおいても同様に課題が残されていると指摘。今後は、実証事業の成果を横展開しながら、異なる形で市場の活性化を図るとしています。

フェムテックの市場が形成された2020年代前半は、市場への啓発、資金調達、公的支援事業への採択、各所で開催されるイベントへの出展・登壇などを起点にしたプロモーションが、自社をアピールする王道の有効策となっていましたが、ここ最近の「フェムテック」の吸引力低下に加え、旗艦的存在とも言える経産省の実証事業が終了することで、フェムテック分野のプロダクトは今後、その本質がより強く問われることになりそうです。市場のニーズを的確に捉えた価値の提供、営業力・販売力、エビデンスの提示、強いビジネスモデルなど、プロダクト本体の強さやマーケティング力を備えた企業が、2020年代後半に伸長すると予測されます。

フェムテック実証事業は終了しますが、女性の健康に取り組む事業主の支援や、自治体・医療機関・薬局・企業など官民による女性の健康支援の体制構築、周産期医療体制の確保、性差に基づく病態の解明に向けた研究、卵子凍結モデル事業、プレコンセプションケアの普及推進など、女性の健康に焦点を当てた項目は、こども家庭庁と厚労省の概算要求に多数盛り込まれました。2026年度も引き続き、女性の健康を支援する動きが産官学で拡大する見込みです。

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