IPO一辺倒から多様化へ、ヘルスケアベンチャー122社の出口戦略
IPO一辺倒と指摘されてきたヘルスケアベンチャーの出口戦略=EXITの多様化が進みつつある。矢野経済研究所が調査で明らかにした。
調査は昨年10〜12月に実施。医療・ヘルスケア・介護領域で主力事業を展開する国内ベンチャー122社を対象に、事業領域や経営状況、将来展望などについて法人アンケートを行った。設立当初から現在までで目指すEXITに変化があったかを尋ねたところ、回答121社のうち38%が「変化あり」と回答。約4割の企業が、当初想定していたEXITから方針を見直していることが分かった。
現時点で目指すEXITでは、回答115社のうち「株式上場(IPO)」が33.0%で最多となり、「他社による買収(M&A)」が25.2%で続いた。
- 1位:株式上場…33.0%
- 2位:他社による買収…25.2%
- 3位:自社製品・技術のライセンスアウト…19.1%
- 4位:他社との提携(資本提携・事業提携)…15.7%
- 5位:その他…7.0%
ヘルスケアベンチャーでは従来、IPO志向の強さが課題として指摘されてきたが、今回の調査からは、経営状況や事業環境に応じて出口戦略を再検討する動きが確認され、同社は「EXITの選択肢が広がりつつある」とコメントしている。
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