山を活用したアクティビティ ねらうべき年齢層は?
山に親しむ人は年々増えているようだ。5年前と比べて登山やハイキングをする人が増えていることが、平成28年社会生活基盤調査でわかった。15歳〜75歳以上の年齢階級別の行動者率の特徴は次の通り。
- 20〜74歳まで、各年齢階級で行動者率は10%以上。全年齢階級のうち20代から70代前半までの行動者率が高い。
- その中でも行動者率が最も高いのは65〜69歳。時間持ち、かつ自然と親しみたいニーズが高まるセカンドライフ満喫中の世代だ。
- 行動者率が高い20〜74歳の中で行動者率が下がるのは30代。30代は出産・育児など子育ての中でも特に手がかかる時期であることが要因か。
- 10〜75歳以上の全年齢階級の中で最も行動者率が低いのは10代と74歳以上。
以上の結果を踏まえると、山を活用したアクティビティやスポーツツーリズムを企画するなら、20代と、40代〜70代前半までをターゲットにするのが良いかもしれない。登山・ハイキングの地域別・年齢別・男女別行動者率の詳細はこちら。⇒登山・ハイキングを行った人の状況 ~山の日を迎えるに当たって~(総務省統計局)
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