コラボ事業は「見せ方」で差別化を 「ファミマ店員×ライザップ式」
ファミリーマートは6月27日~8月28日まで「#ファミマでライザップ ファミマで糖質コントロール生活」企画を開催、間もなく終了を迎える。
ファミリーマートは、RIZAP(東京・新宿区)協力のもと、2016年から糖質の量にこだわったメニューを全国のファミリーマート・サークルK・サンクス約18,000店で販売している。今回の企画ではファミリーマートとライザップのコラボ商品含む、ファミリーマートで販売中の商品から、ライザップの管理栄養士が1日の糖質量が100g以下になるようメニューを設計する。ファミリーマートの店員は、ライザップのアドバイスを受けながら食生活の改善に取り組む。同社HP上では毎日の食事メニューを掲載すると共に、同企画に挑戦中の店員たちのBeforeの体型も掲載(ライザップおなじみのテレビCMのように!)。
企業のコラボ商品が各社から次々に登場する昨今、新鮮さや話題性は薄れてきており、以前のように大きな注目は集めづらくなってきているが、「コラボを手掛ける自社の人員が実際に、コラボ先企業と開発したコラボ商品を試して痩せるかどうか?」まで見せるのは「コラボ商品のマーケティング戦略」として新しい。ドラッグストアや食品スーパーでも応用できそうな取り組みだろう。
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