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米フェムテック企業「マラマヘルス」、万博で開催されたGHeCのファイナリストに

経済産業省とジェトロが大阪・関西万博で6月に開催した「Global Healthcare Challenge(GHeC)」のピッチイベントでは、世界各国から350社以上の企業が応募し、20社がファイナリストに選出された。

その1社が、妊娠糖尿病の女性向けにケアプラットフォーム事業を展開する、米国のフェムテック企業Malama Health(マラマヘルス)。情報支援や生活支援など非医療的な側面で妊婦を支えるドゥーラや、医師や栄養士などの他職種が連携し、血糖値管理や食事・生活習慣改善などを支援する。同社が無料提供する、血糖値記録や食事分析などに対応した妊娠糖尿病アプリと、低所得者向けの公的医療保険制度「メディケイド」を活用して、各種サービスを保険適用で提供する点が特徴。妊婦は、無料のベビー用品やフードバンク、診察の無料送迎を利用できる交通機関、行政サービス、フィットネスプログラムなど、母子の健康管理に必要な各種サービスにスムーズにアクセスできるようサポートを受けられる。

創業者は、自身も妊娠28週目で妊娠糖尿病と診断されたミカ・エディ氏。

 

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