星のやバリ、男女のセルフケア需要に応える滞在型プラン 新ウェルネスプログラム開始
星野リゾートの海外施設「星のやバリ(インドネシア・バリ島 ウブド)」が、3泊4日の新ウェルネスプログラム「聖なる谷の壮気滞在」の提供を開始した。マインドフルネスや沐浴、スパトリートメント、栄養価の高い食事を組み合わせたプログラム。ウェルネスプログラムは一般的に、主に女性向けに設計されることが多い中、男性のセルフケアニーズも高まっていることを踏まえ、従来のプログラムよりも身体への負荷が高いエクセサイズを組み込んで開発した。
初日は朝日を浴びながらストレッチを行い、マインドフルネスを実施。午後はプールでアクアティックエクササイズを行い、ストレスの軽減を図る。夜は月明かりの下、穏やかな動きを中心としたストレッチで一日を締めくくり、リラックスへと導く。2日目はゴア・ガジャ遺跡やスバトゥの滝といった神聖な場所で、マインドフルネスや沐浴を体験。3時間のスパプログラムでは、トリートメントで身体を深いリラクゼーションに導く。食事は各プログラムのタイミングに合わせて提供され、抗酸化作用や抗炎症作用のある栄養素やプロテインなどを意識したメニューで心身を労わる。
欧米では男性のウェルネス旅行が拡大傾向にあることから、男女ともに体験できるプログラムを設計したという。星のやバリでは通年で「養生滞在」も実施しており、今後も地域文化を生かしたプログラムの展開を続けたいとしている。
【編集部おすすめ記事】
■「令和7年版 観光白書」国内外の旅行者数や消費額など 訪日外国人に向け医療ツーリズム推進
■「ウェルネスツーリズム」「リトリート」を提供する国内の150施設を厳選、マップ化
■ヘルスケア業界メインプレイヤーがわかるカオスマップ3選 ウェルネスツーリズム
■東南アジア新興国で盛り上がる医療ツーリズム、各国の最新動向
■女性ヘルスケアビジネス戦略ハンドブック2025 市場全体像とマーケティングの基本施策