女性が自宅で常備している市販薬トップ10 4,000名調査で顕著な性差あり
女性が自宅で常備している市販薬はー?EDI事業のプラネット(東京・港)が、「薬の購入に関する意識調査」で明らかにした。
対象は20〜70代以上の女性2,000人と男性2,000人。自宅で常備している市販薬について、複数選択で回答してもらったところ、女性で最多は「解熱・鎮痛・鎮静剤」で51.7%だった。有訴者率が男性より女性の方が高い「頭痛」や、「生理痛」に備えて常備していることが背景にあると考えられる。上位10項目は以下。
- 1位:解熱・鎮痛・鎮静剤(51.7%)
- 2位:目薬(41.9%)
- 3位:虫刺され薬、かゆみどめ薬(40.9%)
- 4位:風邪薬(40.1%)
- 5位:胃腸薬(31.0%)
- 6位:肩こり・腰痛・筋肉痛の薬(27.7%)
- 7位:整腸・便秘薬・浣腸(26.5%)
- 8位:うがい薬(19.4%)
- 9位:傷薬・消毒薬(18.8%)
- 10位:下痢止め薬(13.5%)
性別の結果は以下。男女差が大きく女性に多いのは「解熱・鎮痛・鎮静剤」で、反対に男性に多いのは「下痢止め薬」だった。
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