「化粧品・医薬品」の低いEC化率、1日限定コスメ祭りで向上目指す @コスメ
日本最大のコスメ・美容総合サイト「アットコスメ」は、サービス開始20周年を迎えるにあたり、24時間限定の化粧品ECスペシャルイベント「@cosme Beauty Day 2018」を開催する。初の試みで12月3日(月)12:00より開始、1,900ブランド、35,000アイテム以上の商品が集まる。消費者と商品の接点を増やしたいねらい。
開催の背景にあるのは「化粧品・医薬品」の低いEC化率。同社によると2017年の国内「化粧品・医薬品」のEC化率は5.27%で、「事務用品・文房具(37.38%)」、「書籍、映像・音楽ソフト(26.35%)」、「衣類、服装雑貨など(11.54%)」など他カテゴリーと比べて低い。中国と韓国の半分以下だという。理由として、ブランドはチャネル戦略やリソース配分などからまだ市場規模が大きくない国内化粧品ECに注力できていないこと、また消費者にとっては品揃えが少ない化粧品ECに魅力を感じられない点をあげている。
そこで同社は、商品と消費者のECでの接点を増やすことを目的に、アットコスメが生まれた12月3日を「キレイが見つかるコスメ祭り」の日として、日本で最もコスメが売れる日にしていくことを目指す。「@cosme Beauty Day 2018」の開催概要は以下。
- 国内最大級、1,900ブランド/35,000アイテム以上の商品が全品20%ポイントバック(一部商品はさらにポイント増量)
※ポイント還元を受けるには、事前に@cosmeの会員登録(無料)が必要。 - 11月19日(月)~12月2日(日)は事前予約販売を実施。「@cosme Beauty Day」だけのスペシャルアイテムが39ブランド44アイテム日替わりで登場。
- 事前予約に合わせ、セール記念企画として、美容家、女優、タレントなど、話題の方々のインタビュー記事を日替わりで公開
- モノだけではなく、「有名ヘアメイクアップアーティストによるメイク体験」などの、“体験型商品”も特別販売
- 日本国内26店舗(12月3日時点)の化粧品専門店「@cosme store」でも全品20%ポイントバックを実施
※「@cosme store」でのセール開催は12月3日の各店舗営業時間中、店頭商品のみが対象。
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