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企業のフェムテック導入率は2%、都内2,000社に調査

フェムテックを活用して女性従業員の健康を支援している都内の企業は2%にとどまることが、東京都の調査でわかった(「令和6年度働く女性のウェルネス向上事業アンケート調査」2024年6〜8月に実施)

調査は都内の中小から大企業まで2,000社に実施。「フェムテック製品・サービスを活用した女性従業員への支援を実施しているか?」と聞いたところ、「実施している」はわずか2%で、「実施していない」が最多で95.6%に上った。「これから導入する予定」も1.2%にとどまり、導入意向は極めて低かった。

「実施している」と回答した40社は、具体的には何を行っているのか?自社内で活用しているフェムテック製品・サービスを聞いたところ、最多は「生理用品をトイレに設置するサービス」で半数に上った。

  • 1位:生理用品をトイレに設置するサービス(55.0%)
  • 2位:女性の健康課題について学ぶ研修サービス(22.5%)
  • 3位:オンライン婦人科相談・検診・診察など、婦人科系疾患対応の製品・サービス(20.0%)
  • 4位:メンタルヘルス対応の製品・サービス(15.0%)
  • 5位:オンライン相談など妊娠・不妊対応の製品・サービス(12.5%)
  • 6位:吸水ショーツ・低容量ピル服薬支援など生理対応の製品・サービス(7.5%)
  • 6位:産後ケア対応の製品・サービス(7.5%)
  • 6位:ホットフラッシュ対応製品・漢方薬服用支援など更年期症状対応の製品・サービス(7.5%)
  • 特にない(2.5%)
  • その他(10.0%)

 

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