国際規格「ウェルビーイングISOガイドライン」、年内の認定制度開始に向け初の申請受付
ウェルビーイングの国際規格「ISO 25554(Ageing societies — Guidelines for promoting wellbeing in communities/高齢化社会―地域や企業等でウェルビーイング推進のためのガイドライン)」に基づき、ウェルビーイングな活動を行う組織を評価する「ウェルビーイングISOガイドライン認定」。年内の制度開始に向けた初の申請受付が、東京ビッグサイトで開催される「ダイエット&ビューティーフェア2025」の特設コーナー「ウェルビーイングビューティ」内で、今月16〜18日に行われる。
「ISO 25554」は、自治体や企業などがウェルビーイングを策定・実施・評価・継続的な改善をするためのガイドラインを示した国際規格で、昨年11月に発行された。ウェルビーイングを重視する社会への転換に向けたもので、日本が議長国となり、カナダ、スウェーデン、フィンランド、中国、オーストラリアなど約20ヵ国の専門家らと議論。WHOにおけるヘルシーエイジングやSDGsの理念に即し、日本の健康経営の手法も取り入れながら設計した。同規格に基づいた「ウェルビーイングISOガイドライン認定」は、ガイドラインに則った運営をしているかを認定するもので、地域や企業の健康経営等の活動に限定せず、製品・サービスの開発や運営に関する活動も評価する。
会場では3日間にわたり、同認定制度を紹介するセミナーも実施(毎日15:15〜17:00)。特設コーナーでは、説明員が申請や質問に対応する。入場無料、要事前登録。詳細はこちら。
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