「脂肪で長生き」平均寿命の伸ばし方に注目集まる
今月13日に厚生労働省が都道府県別の平均寿命を公表したことで、今、生活者の間で平均寿命への関心がいつもに増して高まっている。
長生きの秘訣として、最近だと、米国のサルを対象にした研究で「適度なカロリー制限」にその可能性があることが話題を集めた。長生きに関するトピックは世の中の関心が高く、食材の選び方や食べ方など、様々なハウツー本が登場してきたが、長生きの新常識として、新たに関心が寄せられそうなのは「脂肪と長生きの関係」だ。
今年8月、世界的に権威ある医学雑誌「ランセット」の中で、炭水化物の摂取量が多くなると死亡リスクが上昇し、一方、脂質の摂取量が増えるほど死亡リスクは低下するという論文が発表された。脂肪は健康の大敵というこれまでの常識を覆す内容だ。
テレビ朝日の情報番組モーニングショーは14日に「脂肪を摂った方が長生きできるって本当?」について解説。東洋経済オンラインでは今年10月にこの内容を取り上げている。平均寿命への関心の高まりもあり、「脂肪と長生き」について、その信憑性や具体的な食事方法についてなど、これから世の中の注目度は高まりそうだ。
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