日本よりも世界で求められる日本米 輸出金額は過去最高を記録

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国内の米消費量が急速に減少する一方で、今世界では日本米の人気が高まっている。農林水産省のまとめによると、2017年の「商業用の米」「日本酒(清酒)」の輸出量・輸出金額は過去最高を記録し、「米菓」に関しても輸出金額が過去最高を記録した。

米・日本酒・米菓の輸出先トップ5

2017年の米・日本酒・米菓それぞれの輸出先トップ5を輸出金額でランキングすると次のようになる。(単位:百万円)

【商業用の米】

  1. 香港(1,016)
  2. シンガポール(642)
  3. 台湾(350)
  4. アメリカ(320)
  5. イギリス(191)
    参考:商業用の米の輸出量及び金額の推移(農林水産省)

【日本酒(清酒)】

  1. アメリカ(6,039)
  2. 香港(2,799)
  3. 中国(2,660)
  4. 韓国(1,864)
  5. 台湾(948)
    参考:日本酒(清酒)の輸出量及び金額の推移(農林水産省)

【米菓】

  1. アメリカ(1,062)
  2. 台湾(758)
  3. 香港(660)
  4. 韓国(489)
  5. シンガポール(269)
    参考:米菓の輸出量及び金額の推移(農林水産省)

プロジェクト始動  世界で日本米の人気高まる兆し

農林水産省は昨年9月、米の輸出量を飛躍的に拡大することを目的に「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」を立ち上げた。目標輸出金額は2019年に600億円。米・米加工品の輸出業者の海外市場開拓を強力に推進する方針だ。安心・安全のイメージが強い日本の食。国の後押しもあり今後さらに世界中でニーズが高まりそうだ。米にまつわる各種情報はこちら。⇒【詳細】米をめぐる関係資料(農林水産省

 

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