若者に急増中、急性内斜視
若い世代で急増しているのが、急性内斜視。左右どちらかの視線が内側に向かっている状態のことを指し、内斜視のうち突然発症するものを急性内斜視と呼ぶ。以前は症例数が少なかったが、ここ数年で患者数は増えているという。
静岡県の浜松医科大学では、年間2~3人ほどだった急性内斜視の患者数が、3年前から10代を中心に10人前後と3倍ほどに急増。(引用:FNN PLIME)
複視(ものが2つにだぶって見える症状)の症状が出たり、他人に寄り目になっていることを指摘されて内斜視に気づく。まだ因果関係ははっきりしていないが、若い世代に急性内斜視が増加している理由としてスマホ利用時間の長さが指摘されている。2016年にスマホと内斜視に関する論文が韓国から発表され、日本弱視斜視学会は、デジタルデバイスと亜急性後天性内斜視の関連について現在調査を行っている。最近はタブレットやスマホを子どもに持たせる親が増え、学校でもタブレットの導入が進んでいる。利用時間や利用方法にはくれぐれも注意したい。
急性内斜視に関するTwitter投稿
急性内斜視の原因は、片目を閉じていること、近視なのにメガネをかけていないこと、精神的ストレスが知られています。寝る前にメガネやコンタクトレンズを外して、ベッドの中で片目だけでスマートフォンを見続けてる人って結構いるんじゃないでしょうか?
— Miho Sato (@MihoSato2) 2018年12月29日
私の場合は、2歳の娘にも長時間タブレットを持たせてしまうことがあるので反省した次第です。
長時間スマホを使用したからとはいえ、10代またはそれ以下の世代が「急性内斜視」になるとは限りませんし、あくまで可能性が高くなるという話です。最近、youtubeの見すぎよくないなぁと思ってたので😅
— かよこ@絵を描くのが生きがい (@kayoko_chima) 2019年1月21日
子どものスマホ、長時間使用…
急性内斜視を誘発している…💦
(中高生に増加傾向)そうか、学校でもタブレット使用しての授業もあるんだな!
スマホ使用
距離が近い
画面が小さい…
目が動かないのがよくないらしい…— ままDH2nd (@DHmam01092nd) 2019年1月20日
急性内斜視に関する書籍
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