世界で価値あるブランドランキングTOP100 上位3社はお馴染みテクノロジー大手
今年で13年目となる世界のブランド価値ランキング、BrandZ(ブランジー)2018年度版が先月、カンター・グループより公開された(※)。今年のランキングでは、テクノロジー大手のGoogle、Apple、Amazon、Facebookに加え、中国のAlibaba(アリババ)が初めてトップ10にランクインした。上位10社は以下の通り。(※) 毎年300万人以上の世界中の消費者アンケートの結果から集められるブランドデータと、各企業の財務実績や業績の分析を組み合わせたブランド評価調査
- 1位:Google(テクノロジー)
- 2位:Apple(テクノロジー)
- 3位:Amazon(小売)
- 4位:Microsoft(テクノロジー)
- 5位:Tencent(テクノロジー)
- 6位:Facebook(テクノロジー)
- 7位:Visa(決済)
- 8位:McDonald’s(ファストフード)
- 9位:Alibaba(小売)
- 10位:AT&T(通信プロバイダー)
中国ブランドの価値 急激に上昇
今年は、米国ブランドが前年比成長率において中国ブランドに抜かれる結果になった。2006年の同ランキング(第一回目の調査)では、TOP100にランクインした中国ブランドはわずか1ブランドだったが、12年後の今年のランキングには14の中国ブランドがランクイン。
さらに、地域別上位10ブランドの価値総額ランキングを見ると、中国の成長率は前年比+47%となり、これは米国ブランドの前年比+23%と比べると2倍以上の成長を表している。中国ブランドの価値が急激な勢いで上昇していることが顕著に表れている。
最も高い成長率を誇り急成長を遂げた中国ブランドは、チャットアプリ「WeChat」を運営し中国のEC市場を牽引するJD.com(59位)。ファイナンスなどの新しいカテゴリーへの参入によってブランド価値が94%も上昇した。 続いて、Alibaba(9位)は、世界的なリーチの広がりと「シングルズ・デー」の特売日による成功などで前年比+ 92%の成長を遂げ、初めてのトップ10入りを果たした。
日本ブランドは3社がランクイン
日本のブランドでは、Toyota、Honda、NTTがトップ100にランクインしたが、いずれも前年から順位を落とした。
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