関心集まる女性のミドル脂臭 中年期女性の臭い変化に着目した商品も
加齢に伴い体臭が強くなるのは男性、というイメージが強いが、実は女性もニオイが変化する。近年知られるようになっている言葉が、中年期に強く出やすい体臭「ミドル脂臭」。原因はジアセチル(※)と呼ばれる成分で、男女ともに発生する。ミドル脂臭を取り上げるメディアが増えており、30~40代女性の「ミドル脂臭」への関心が高まっている。(※)男性の体臭に関する研究に取り組むマンダムが2013年にミドル脂臭の原因成分がジアセチルであることを発見
ロート製薬(大阪)の研究によると、加齢とともに甘い香り(ラクトン)が減少するとのこと。ラクトンはピーチやココナッツのような甘い香りで、10~20代女性から多く放たれているいう。同社は今年3月に、年齢とともに変化する大人女性のニオイに着目したボディ用洗浄剤「DEOCO(医薬部外品 350ml オープン価格)」を発売している。
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