ドクターズコスメの市場規模拡大 女性に人気の理由は?商品事例と口コミ(3/3)

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緑の森/(株)ヒューレー

「やさしさと強さの両立」をテーマに皮膚の専門家の協力のもと誕生したドクタープロデュースのスキンケア「緑の森」。開発後もクリニックのスタッフ全員によるモニター試験があり、クリアしたものだけが商品化されている。乾燥肌向けの保湿マルチバームや年齢肌用美容液と、各肌トラブルに対応した商品を打ち出している。


緑の森 ニューコンセプトゲル・ソリューションモイスト

もう何本目かわからないぐらいリピートしています。他のスキンケアラインを使ってる間も、このオールインワンゲルだけは、サブの位置でスタンバッっています。機能的な容器なのも最高です。海外に住んだり、一時帰国したりと旅行のようなライフスタイルの時にも、これをバッグに一本放り込んでおけば安心で、とても重宝しました。脂漏性皮膚炎の人にもおすすめします。引用:アットコスメ「midorinomori(緑の森) ニューコンセプトゲル・ソリューション モイスト」

肌が敏感になっているときにこちらを使用してました。伸びも若干悪く、浸透がとっても遅いので使いにくいゲルです。浸透させた後もとくに保湿力が高いわけでもありませ ん。その割りにべたつきがあるのか、ペタペタして、放 置していると小さなにきびが出来てしまうこともありました。肌荒れ対策用に購入したこともあり、トラブルもあるし面倒くさいのですぐに使わなくなってしまいました。合う人にはいいのかもしれませんが・・・。引用:アットコスメ「midorinomori(緑の森) ニューコンセプトゲル・ソリューション モイスト」

フォルミュール/(株)ドクターフィル コスメティクス

皮膚の専門家自身の経験をもとに生まれた「フォルミュール」は、悩み肌対応のドクターズコスメ。特に大人ニキビケアに特化したものが多く、年齢を重ねた肌へのエイジングケア商品を多数取り揃える。

ブランドコンセプトは「トラブルに悩む肌の“かかりつけ”化粧品」。多様なストレスを抱えやすい女性の肌悩みの解決を目指して、4つのスキンケアシリーズを展開している。

JC PROGRAM/(株)自由が丘

皮膚科の医療現場から生まれた「JC PROGRAM」は、一つの商品で一つの目的を果たすワンプロダクト・ワンコンセプトが特徴。「医療に根ざした美容」をコンセプトに、皮膚科からビューティセラピスト、薬剤師まで多方面の皮膚の専門家が開発に関わっている。


JC ローション 200ml

洗浄力が強いのか、洗顔後に保湿を徹底する必要があるように感じました。一時期、お風呂でデイリーに顏と首に泡パックをしていましたが、フェイスラインにニキビが大量発生し、使用を中止しました。今はスペシャルケアで使っています。保湿不足か、もしくは私には刺激か強かったのかもしれません。ただ洗顔後に透明感が出るのでスペシャルケアには気に入っています。引用:アットコスメ「ピールシャボン 口コミ」

韓国のドクターズコスメ

美容大国韓国では、皮膚の専門医が手掛けるドクターズコスメがその質の高さや安全性から安定した人気を誇っている。韓国のメイクアップ商品のファンも多い日本女性の間で人気が高く、SNSをチェックすると、韓国発のドクターズコスメに関する多くの口コミを見ることができる。

CNP Laboratory / CNP

「CNP Laboratory」は韓国で有名な皮膚科「CNP」がプロデュースしているドクターズコスメ。無着色・アルコールフリー・パラベンフリー・無香料・ミネラルオイルフリーが特徴で、敏感肌でも安心して使うことができる。

「可もなく不可もなく」「肌が荒れた」「特段変化なし」という声がある一方で、以下のようなコメントも。人によって合う・合わないが、割と明確に出るようだ。

韓国のドクターズコスメで有名なCNPですが、使ってみてこれは実感しました。保湿力がすごいです。べたべたする訳ではなく、しっとりもっちりして、敏感肌の私にもピッタリでした。韓国のドクターズコスメ恐るべし。。

ドクターズコスメ人気の背景に、女性を取り巻く環境の変化

マーケティングリサーチのTPCビブリオテックは、2002年〜2018年でドクターズコスメ市場が2倍強に拡大している成長要因として、ドクターズコスメを展開する主要企業が着実に売り上げを伸ばしている点を挙げているが、もう少しその理由を掘り下げて「そもそもなぜ女性たちがドクターズコスメを利用するようになったのか?」その背景を考えてみると、この約20年ほどの女性を取り巻く環境の変化が挙げられる。

マスメディアに登場する女医の影響

その一つが、女医の影響だ。近年、マスメディアに登場する女医の存在感が増し、テレビや女性誌で、自身の美容術として、自身(あるいは自分以外の医師・医療機関)が開発した化粧品やサプリを積極的に紹介しているのを多く見かける。情報の受け手である消費者側としては、自身または他者の宣伝とわかっていたとしても、芸能人やモデルが一企業の化粧品を紹介するよりもずっと説得力を感じ信頼できる。

コスメジプシー

また、市場に化粧品が溢れかえったことで女性たちがコスメジプシーへと追い込まれる状況になったことも、ドクターズコスメを支持する声が高まった理由として大きい。「ブランド重視」ではなく「肌トラブルを基点にブランドを選択する」という新しい消費基準が生まれ、そこから派生し、近年は「肌トラブルを(薬ではなく)普段の化粧品で日々ケアしたい」「肌トラブルを改善しながら、保湿・美白の機能も欲しい」といった、”化粧品本来の一般的な機能”と”肌トラブルの専門的なケア機能”を持ち合わせた化粧品を求める女性が増えている。

ドクターズコスメ、今後はPRセンスが勝負

ただ、ドクターズコスメ市場も今後レッドオーシャン化していく気配。今後は「医師・医療機関が関わった」ことだけでは弱く、PRのセンスが勝敗を分けそうだ。

ドクターズコスメの購入意欲が高い女性クラスターは?

ドクターズコスメの購入意欲が高い女性クラスターとしておすすめしたいのが365日多忙な「働くママ」。当社ウーマンズが働くママを対象にした健康・美容行動調査では、高額なコスメに切り替える働くママたちの声が目立った。理由は「じっくりケアできる時間が全くないから、高いコスメに切り替えることで、短時間高効果を狙いたい」から。特に超多忙になりがちな「“未就学児”の働くママ」は、高効果を狙える高額コスメに興味関心が高いようだ。

 

 

 

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