女性から好評価 「今どき夫婦の形」応援するキリンのキャンペーン

キリンビールが期間限定で実施しているデジタル施策「さっ夫婦で、一緒に。#シェアクッキング をはじめようキャンペーン」は、「今どき夫婦の姿」を映し出したキャンペーンで、消費者からは好評価な意見が寄せられている。

#シェアクッキング をはじめようキャンペーン

キャンペーン概要は次の通り。

当社が3月にTwitterで実施した「夫婦の家ごはん調査」では、料理にかかる時間と準備する品数にストレスを感じる人が約8割という結果になりました。一方、一緒に料理をすることで会話が増えたり、パートナーの思いやりを感じたりする等、夫婦間のコミュニケーションを楽しむ傾向も見受けられました。そこで、当社は「家ごはん」に着目し、毎月22日に夫婦で分担と協力をして料理する“シェアクッキング”のレシピを公開するとともに、“シェアクッキング”にチャレンジする夫婦を応援するキャンペーンを実施します。当キャンペーンでは、“シェアクッキング”お役立ちグッズと「キリン一番搾り生ビール」350ml6缶パックのセットが抽選で各回50名様に当たります。(引用:キリンビール株式会社)

 

夫婦で協力して料理することを応援する、という内容で、キャンペーン専用サイトには10~30分以内でつくれる短時間レシピが掲載されている。いずれのレシピも、レシピ紹介の文末には「一緒に作った料理とビールでカンパイ!夫婦の会話を楽しみましょう!」という文言が並ぶ。

 

「夫婦で協力して料理」は今どき夫婦の在り方

現50代以上世代では「食事づくりは女性」という性別役割分業が色濃く残っているのが現状で(もちろん、あてはまらない夫婦もいる)、さらに上の年代になると「男性はキッチンには立たないもの」という考えが男女ともに浸透している。しかし専業主婦層が減少し働く女性層が増加したことで「食事づくりは女性」という固定観念は徐々に薄まり、特に20~30代夫婦では「協力して料理する」「家事・育児は分担する」が一般的になりつつある(とはいえ、それでもまだまだ女性の負担が大きいのが現状だが)。この傾向は、5年後、10年後はさらに強まるだろう。キリンビールの今回のキャンペーンは今どき夫婦の在り方・または理想の姿を映し出している内容で、それが消費者の好評価につながっているのかもしれない。

 

Twitterには好評価な意見

キャンペーンにはTwitterから参加でき、応募者のTwitter投稿には「みんなに広まってくれるといいな」「シェアクッキングっていう名前が好き」「たまには夫婦で一緒に料理してみよっかな」などポジティブな声が多数寄せられている。投稿の内容を見ると今どき夫婦の在り方が見えてくる。

 

 

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